レジンアートデザイナー資格とは、「日本デザインプランナー協会」が実施しており、紫外線で硬化するUVレジンを、フレームやシリコン型を使って自分の思い描いているデザインにできるレベルに達している人に認定される資格です。
この記事では、レジンアートデザイナー資格についての魅力や身につけられる学習を少し詳しくまとめています。
より詳細な内容は、公式サイトを確認してください。
ハンドメイド作品でよく見る「レジン」。中にラメやお花、ストーンが入っていたりして素敵ですよね。
レジンで作れる物はたくさんあります。例えば、ピアスやネックレス、キーホルダーは当たり前。
最近ではスマホケースなんて物もレジンで作れるようになっています。
他にもレジンはアレルギーの心配が無い為、誰でも身に付けられるのも魅力です。その上、誰でも始められるので、レジン作りは今人気です。
そこで、せっかくレジンを始めるのであれば「レジンアートデザイナー資格」を取得してはいかがでしょうか。
販売目的で作っている人はもちろんですが、趣味で作っている人もステップアップを目的に資格取得の学習をしています。
レジンは、フリマなどでも需要がある為、収入に繋げられると注目を浴びています。
その際、購入者が販売者選びをする時、有資格者の方が目に留まりやすいです。有資格者の作った物なら信用できると思うからです。
レジンアートデザイナー資格は、販売目的や趣味以外にも講師としても活躍の場が広がるのも魅力です。
他にもレジンは、UVライトで固まる特徴がある為、手軽さも魅力です。
レジンを始める前に必要な道具は下記のようなものです。
その中でもここでは、「モールド」について詳しくご紹介します。
モールドとは、レジンを流し込んで硬化させる型の事です。
モールドは、弾力性のある柔らかいシリコンで出来ている物が多く、様々な形があります。
モールドを使う事で、同じ形のパーツがたくさん作れたり、自分好みのアクセサリーが作れたりするのも魅力です。
モールドはネットや手芸店で買えますが、最近は100均ショップでも売っています。
ただ、100均のモールドで作ると「艶がない」「曇っている」と言った声があるので、練習用としてならいいと思います。
ちなみに初心者が扱うモールドは、シンプルなデザインをお勧めします。
複雑なデザインのモールドを使うと、気泡が入ったり、レジンが隅々まで充填しなかったりする恐れがあるからです。
レジンの魅力は何といっても、透明度の高い綺麗な物が作れる事です。
レジンで作った作品は、とにかく「可愛い」か「綺麗」で、ずっと見てられますよね。レジン液は無色透明です。
レジン液に色を付ける方法は、レジンが固まった後から色を塗る方法と、レジン液に色を混ぜ込む方法があります。
お勧めなのは、色を混ぜ込む方法です。そんな時に使うのが「レジン用着色剤」です。
ただ、レジン用着色剤はUVライトで硬化しない為、入れすぎには注意が必要です。
着色剤は一滴で十分色が映えます。
他にもレジン専用でなくてもこのように、身近な物でもレジンの色付けができるので魅力です。
透明感のある物を作りたいのであれば、やはりレジン用着色剤がお勧めです。
レジン液に色を混ぜ込むに必要な物は、次のものが挙げられます。
レジンの魅力として、色んな色を混ぜる事で無限の可能性が広がります。
他にも複数の色をグラデーションのようにするなど、考えただけでテンションが上がります。
また、レジンアートデザイナー資格を取得するまでの学習の過程で「このアクセサリーには、どんな色合いで作ったら良いか」といったセンスも養われます
複数の色を混ぜる際は、平らな場所で混ぜる方が隅々まで行き渡ります。(安く済ませようと思ったらクリアファイルなどでもOK)
そして、気に入った色ができたら遮光性容器に保存しましょう。
他にも複数の色を何層にも重ねる方法もあります。少し手間ですが、一層ずつ何度もUVライト当てていく方法です。
また、モールドに仕切りをして、色分けなどもちょっとしたテクニックです。
せっかくモールドでレジンを作っても、そのままではただの置物です。
置物にしないようにするために、必要な金具として「ヒートン」があります。
ヒートンとは、レジンをピアスやキーホルダーといった小物に加工する際に必要なアイテムの一つです。
ヒートンにはこれらの種類があります。
貼付用ヒートン以外は、レジンに穴をあける必要があります。
そこで便利なのが「ピンバイス」です。
ピンバイスは、1mm以下の穴をあけられる道具です。
レジンに穴をあけて加工までの手順は、このとおりです。
レジンと金具に合わせるためのコツは、いかに金具がデザインの邪魔をしないように表現できるかです。
透明感のあるレジンでアクセサリーを作ったけど、「ヒートンの差し込みが丸見え」では、少し残念ですよね。
上記でも紹介したようにヒートンにはいくつか種類がありますので、デザインにあった金具を見極める事が大切です。
頭で描いたものが形になるって本当に嬉しいですよね。
レジンアートデザイナー資格取得で得た知識で、それが叶いますよ!